Transparent(透明)

ソフトウェア開発とソフトウェアによるデザインを主題にして、日々の思いを綴りたいと思います。

Microsoftのダメな5つの事項(後編)

前編を書いてから、だいぶ日にちが経ちました。残りの2つと番外編を記したいと思います。

4.Internet Exploreのあまりに品のないうるさいアラートメッセージ

 IEのバージョンいくつからかは定かでありませんが、IEのアラートメッセージがいつからかウインドウの下の矩形エリアに表示されるようになりました。私の意見では、あのアラートメッセージによって、IEを捨てChromeFirefoxを使うことに決めた人も多いのではないかと思います。

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 Windows 10からはIEはお払い箱になり、Edgeというブラウザが標準搭載に代わるようです。私はこのEdgeをまだ利用したことはありませんが、はてさてもう一度デファクトのブラウザの地位を獲得することができるのでしょうか。

ブラウザにアラートが必要であることは疑いの余地はありません。SSL接続先のサーバ証明書に信頼がおけなかったり、フィッシングサイトに接続しようとしたときなどに適切にアラート表示されるべきです。ところがIEは適切どころが度を超えて微に入り細に入り、狂ったようにアラートをウインドウ下に表示してきます。異常なのです。快適なネットサーフィンの邪魔以外の何物でもないのです。また、メッセージの内容も普通の人に理解できない言葉で表示されています。アラートを出されてもどうしていいかさっぱりわからないのです。

こういうところがMSのダメなところです。AppleのOSやアプリケーションでは、このようなエンジニアが不具合の原因を見つけられるようなデバッグのためのメッセージみたいなものにぶつかることは少ないです。30年もソフトウェア開発を続けているのにどうしてそういう単純なことを学ばないのでしょうか。

5.ほとんど修復できたことのないスタートアップ修復

そして、次の事項は少しマニアックになりますが、Windowsには昔からOSが立ち上がらなくなったときのために修復する方法が存在します。しかしこの方法もWindows 7以降とそれよりも前とではやり方が異なります。

Windows 7(Vista)からは、Windowsが何らかのトラブルで起動しなくなると、「スタートアップ修復をしますか?」と聞いてきます。私は仕事柄、会社のマシンやあるいは自分のRAIDマシンで何回もこのスタートアップ修復に遭遇していますが、これですんなり修復された試はありません。むしろ状態を悪化させ長い時間修復作業と格闘することになります。直近の修復ディスクやシステムバックアップを取ってなければほとんど修復できないと思ってよいです。(私見)

そうなると、OSのDVDなどからCドライブに新規にWindowsをインストールすることになります。そうすると保存したデータやアプリケーションの本体は残っていますが、レジストリにアプリが関連図けられていないので、まっさらなWindowsに初期化されてしまいます。

しかし、昔はそうしないための優れた方法が存在しました。レジストリ情報を残したままの上書きインストールという方法がありました。XPまではWindowsがクラッシュして立ち上がらなくなると、OSのCDから上書きインストールするとレジストリ情報やデータを保存したまま、クラッシュしたWindowsのシステムだけを上書きしてくれて、これでほとんど立ち上がるようになりました。

ところがWindows 7以降はどうでしょうか。実は現在もOSの上書きインストールはできるのです。ところが条件があります。それは動作中のWindowsからしか上書きインストールは実行できないのです。Oh my God! 間抜けすぎる!Windowsが起動しないから、上書きインストールしたいのに、その条件がWindowsが動作していることであるなんて。全く使えません。MSのやることは一事が万事こんな風です。

この項目5については、もちろんスタートアップ修復で難を逃れた大勢の人々がいらっしゃることを無視しているわけではありません。とにかく昔の上書きインストールを今一度、返してほしいのです。

 

 さて、簡単にいくつかの番外編を書きましょう。

番外編1.ソフトウェアのインストールが異様に遅いこと

MSのインストールは何であんなに時間がかかるのでしょうか。ChromeFirefoxなんか一瞬でインストールできてしまうのに。

番外編2.Officeのリボンインターフェイスの唐突な導入

 ありましたね。MS Office 2007で突然導入されて、非難轟々でした。Windows 8のメトロインターフェイスの前振りですね。学ばない会社です。リボンを導入してもいいけど、クラシックモードは用意すべきでしょう。

番外編3.Windows 10 Pro 27,000円は高すぎる

OSは無料でしょう!OSだけでできることは少ないのだから。アップルやGoogleはOSに課金する気持ちはないようですよ。