Premium 11月号の表紙
雑誌『Premium 11月号』に驚き

雑誌『Premium 11月号』の表紙を書店で見て驚きました。まるで私のMorandi-simのような画像が表紙になっています。思わず手に取り購入してしまいました。
カイ・フランクの壜や水差し
雑誌の中を見ていくと、表紙と同じ商品を扱ったページが50ページにありました。ここに載っているコップ、壜や水差しは『フィンランド・デザインの良心』と称されるデザイナー、カイ・フランク(1911-1989)の作品ということです。

カイ・フランクの壜や水差しには形や色に特徴がありますが、わたしはそのうち、特に色をまねてMorandi-simを展開することが可能かもしれません。そのときは『Morandi-KajFrank』という作品名にするかもしれません。
プロジェクトMorandi-simがスタートしました!
Morandi-sim

「新春2018のご挨拶カード」のときに作成したJavaプログラムを発展させて、画家モランディのシミュレーションプロジェクト「Morandi-sim」に取り組み始めました。数百枚生成した中から「良さげ」なものを5つ選んで、NFTのマーケットプレイスFoundationに出品しました。


すべてのNFT作品は、Foundation.appのサイトで閲覧できます。また、各NFTは0.3ETHで購入することができます。
この出品のために準備した解説を以下に示します。しかしながら実際はコレクションに対してこれより短い文字数しか許されてなかったので、これの簡略版を英語で入力しております。
作品の解説
これらの作品は、インテリアとして部屋に飾るための縦横20cm×30cm程度の小作品です。300DPIで印刷するとそれくらいの大きさになります。
これらの作品は、イタリアの20世紀の画家Giorgio Morandiの壜や花瓶の静物画の連作にインスピレーションを受けて制作しました。彼は生涯を通して膨大な数の壜の静物画を残しました。なぜそれほどまでに壜にこだわったのか知る由もありませんが、私にはそれほどの時間の余裕はありません。そこで壜の静物画をプログラムでシミュレーションすることにしました。そして、ここ数年の私のテーマの1つが「半透明」です。そこでモランディさんには申し訳ないのですが、壜を半透明で表示させていただくことにしました。 このプログラムは20年ほど前にちょっと話題になったグラフィックライブラリJava3Dによって書かれています。Javaはご存じのように現在も最も利用されているプログラム言語の1つですが、Java3Dのライブラリはその後Oracleによって見捨てられてしまいました。現在はOracleの管理する公式ライブラリの中には存在しませんが、幸いJogampというグラフィックスのライブラリの開発をしているグループによって今でもメンテナンスされています。最新版は2023年にリリースされています。
”Java3D is still alive!”
画像生成の手順は次のようになります。プログラムを実行して6つの壜をランダムに選択し、2×3にアバウトに並べます。壜の色もランダムに指定します。これで3Dシーンが生成されるのですがそのままでは絵としては今ひとつの状態です。そこで全体を回転させたり移動させたりして構図を決めます。そして最後に背景色を選択します。いわば半自動生成です。
アート作品の制作とは「一連の選択」だと思っています。私の作品にはオリジナリティはあまりないかもしれません。しかし、このプログラムによって私はモランディと同じように何百という壜の静物画を生成しました。ほとんどは保存されることもなく、闇に葬り去られてしまいました。幸運にも、私に選ばれ、画像として保存された中からまあまあバランスの取れた数点をここに紹介します。私のMorandi-simシリーズはここからスタートします。
この作品はリトグラフのように小さくてフラットな作品ですが、私は一点主義で行きたいと思っています。同じ作品を複数枚売ることはしません。たぶんしないと思います。もしあなたが、この作品をチャーミングだと思っていただけるなら、ぜひともあなたのお部屋に飾っていただきたいと思います。
いよいよMorandi-simはスタートしましたが、これから時間をかけて様々なオプションを構想しています。まずは壜の種類を増やして、さらに数百枚の画像を生成することから始めたいと思っています。
三菱UFJ銀行の予約制は顧客の利便性無視、最悪!
最近、Twitterも始めたし、ボケ防止のためにもブログも再開しよう。
最近もっとも腹が立っていることは、もちろんプーチンのウクライナ侵略!
その次が、三菱UFJ銀行の予約制。予約制そのものに反対しているわけではない。一両日中に予約ができるのなら待ち時間がなくなって、利便性は向上するかもしれない。ところが、予約しようと思っても、最短で2週間以上、後でないと予約できない。これでは小さい会社の資金繰りでは困ってしまう。急に定期預金を解約しようと思っても2週間以上かかるのでは使えない。
もちろん、予約なしでも「待ち時間120分」で受け付けてはくれるが、受付の行員の対応が極めて不愉快。明らかに「予約しろと書いてあるでしょ。してないのですか。じゃ長時間待ちますよ」って態度。
都市銀行については、このような予約制だけではなく、最近はどんどん店舗を統合していて、どんどん遠くまで足を運ばないと利用できなくなっている。ネットバンクみたいにすべての手続きがアプリからできるのならいいが、旧来の銀行では、特に法人の手続きは店舗でなくてはできないことが多い。
まあ、我々の青春時代は銀行と言えば就職先人気ランキングトップの業種であったが、今や明らかに斜陽産業!多くの優秀な若者たちが見切りを付けて逃げ出していると聞いている。銀行というのは、小さいが有望な会社に資金を提供して、その会社を育て、成長したら、そこから利息やキャピタルゲインから見返りを得るというのが、本来的な姿だろう。ところが日本の銀行はそういう社会的な貢献を怠ってきた。
また、アベノミクスのじゃぶじゃぶの金融緩和のせいで、マイナス金利まで導入される時代。利息で稼げない旧来の銀行のおかれている立場は厳しい。しかし根本的には、金融庁の顔色ではなく、常に利用者のニーズを掘り起こし、時代に合ったサービスを提供するというビジネスの根本に立ち返らないと、旧来の都市銀行や地方銀行は生き残れないと思う。ヤフーや楽天とかのネットバンクだけが生き残る業界になってしまうかもしれない。
三菱UFJさん、謙虚になって、もうすこし利用者のことを真剣に考えてよ!
新春2018のご挨拶カード
だいぶ遅くなってしまいましたが、新春のご挨拶の画像を作成しました。もちろんこれもTransparentな試みの1つです。

一般にはあまりに知られていませんが、20世紀を代表する静物画の画家でモランディという瓶ばかりを描き続けた作家がいます。そのモランディの画風に合わせて3D+半透明化した作品です。構想2カ月、深夜作業で3週間ほどかかりました。
水差しのモデルデータは3ドルで3Dオブジェクトを販売しているサイトからダウンロードしました。他の3つのオブジェクトはFusion 360を使ってササッと作成しました。表示にはJava3Dを使っています。
簡単な額縁に入れれば、安ホテルの壁にかけるにはお似合いの作品ではないかと思っています。
桐生祥秀に1億円の報奨金を!
9月9日、日本人初の100メートル9秒台を出した桐生祥秀の成したことは偉大である。このことに異を挟む人はいないだろう。柔道やレスリングでオリンピックの金メダルを取るよりも難易度が高いことは間違いない。大谷翔平は、FAを待って大リーグに行くなら200憶以上の移籍金が入るというし、錦織圭は毎年35億以上稼いでいるが、おそらく彼らと同等かそれ以上の価値があるアスリートである。
ライバルのケンブリッジ飛鳥はもしも日本人初の9秒台を出したときは、スポンサーから1億円の報奨金が約束されていた。ところが桐生は学生であり、アマチュアであるため陸連の規定により、スポンサー契約もできないし賞金ももらえない。現時点では陸連からの僅かばかりの報奨金を手にするだけである。
これではあまりに不公平であるし、本人も納得できないだろう。アマチュアであろうが国民栄誉賞をもらってもおかしくないような輝かしい成果である。これからプロになってたくさん稼げばいいじゃないかという人もいるが、スポーツはそんなに甘くない。今年有望でも来年故障して、選手生命をたたれないとも限らない。だからこの偉業に対して間髪を置かず報いてあげる必要があると思う。それこそが陸連やJOC、はたまた日本政府の義務ではないだろうか。
もっとも可能性が高いのは、桐生も4月からは社会人である。インターネットの情報ではアマチュアとして企業に就職する可能性が高いようだが、その就職先から1億円の支度金を貰うことだろう。入社早々の賞与である。もしその会社がしみったれた会社で彼の偉業に報いることができなければ、後は世の篤志家の皆さんにお願いするしかない。
「桐生祥秀に1億円の報奨金を贈与してください!」と。もちろん残念ながら私は篤志家とは違います。
Transparentとは
このブログのテーマとなっているtransparentとは訳せば「透明」です。なぜ透明かというと、私がこの数年取り組んでいるプログラムによる画像生成の一つのテーマがtransparentだからです。このようなプログラミングによる描画の手法をビジュアルプログラミングと言ったりします。その代表格がProcessingというオープンソース言語を使ったアートムーブメントでしょう。
私の場合は、Processing言語はいまのところ使っていません。これまでのところLispやJavaを使ってビジュアルプログラミングをしています。
百聞は一見にしかずと言いますので、それではどのようなものを作成しているのか、一つのサンプルを示します。この画像はJava3Dを使って生成しています。

<タイトル> Polyhedron1
上の画像は、透明というか半透明の正20面体オブジェクトを3000個組み合わせて、適当に色付けしてイメージを作成しています。そういう意味で「透明」がこのビジュアライゼーションの主題になっているので、このブログのテーマもTransparentにしました。
Microsoftのダメな5つの事項(後編)
前編を書いてから、だいぶ日にちが経ちました。残りの2つと番外編を記したいと思います。
4.Internet Exploreのあまりに品のないうるさいアラートメッセージ
IEのバージョンいくつからかは定かでありませんが、IEのアラートメッセージがいつからかウインドウの下の矩形エリアに表示されるようになりました。私の意見では、あのアラートメッセージによって、IEを捨てChromeやFirefoxを使うことに決めた人も多いのではないかと思います。

Windows 10からはIEはお払い箱になり、Edgeというブラウザが標準搭載に代わるようです。私はこのEdgeをまだ利用したことはありませんが、はてさてもう一度デファクトのブラウザの地位を獲得することができるのでしょうか。
ブラウザにアラートが必要であることは疑いの余地はありません。SSL接続先のサーバ証明書に信頼がおけなかったり、フィッシングサイトに接続しようとしたときなどに適切にアラート表示されるべきです。ところがIEは適切どころが度を超えて微に入り細に入り、狂ったようにアラートをウインドウ下に表示してきます。異常なのです。快適なネットサーフィンの邪魔以外の何物でもないのです。また、メッセージの内容も普通の人に理解できない言葉で表示されています。アラートを出されてもどうしていいかさっぱりわからないのです。
こういうところがMSのダメなところです。AppleのOSやアプリケーションでは、このようなエンジニアが不具合の原因を見つけられるようなデバッグのためのメッセージみたいなものにぶつかることは少ないです。30年もソフトウェア開発を続けているのにどうしてそういう単純なことを学ばないのでしょうか。
5.ほとんど修復できたことのないスタートアップ修復
そして、次の事項は少しマニアックになりますが、Windowsには昔からOSが立ち上がらなくなったときのために修復する方法が存在します。しかしこの方法もWindows 7以降とそれよりも前とではやり方が異なります。
Windows 7(Vista)からは、Windowsが何らかのトラブルで起動しなくなると、「スタートアップ修復をしますか?」と聞いてきます。私は仕事柄、会社のマシンやあるいは自分のRAIDマシンで何回もこのスタートアップ修復に遭遇していますが、これですんなり修復された試はありません。むしろ状態を悪化させ長い時間修復作業と格闘することになります。直近の修復ディスクやシステムバックアップを取ってなければほとんど修復できないと思ってよいです。(私見)
そうなると、OSのDVDなどからCドライブに新規にWindowsをインストールすることになります。そうすると保存したデータやアプリケーションの本体は残っていますが、レジストリにアプリが関連図けられていないので、まっさらなWindowsに初期化されてしまいます。
しかし、昔はそうしないための優れた方法が存在しました。レジストリ情報を残したままの上書きインストールという方法がありました。XPまではWindowsがクラッシュして立ち上がらなくなると、OSのCDから上書きインストールするとレジストリ情報やデータを保存したまま、クラッシュしたWindowsのシステムだけを上書きしてくれて、これでほとんど立ち上がるようになりました。
ところがWindows 7以降はどうでしょうか。実は現在もOSの上書きインストールはできるのです。ところが条件があります。それは動作中のWindowsからしか上書きインストールは実行できないのです。Oh my God! 間抜けすぎる!Windowsが起動しないから、上書きインストールしたいのに、その条件がWindowsが動作していることであるなんて。全く使えません。MSのやることは一事が万事こんな風です。
この項目5については、もちろんスタートアップ修復で難を逃れた大勢の人々がいらっしゃることを無視しているわけではありません。とにかく昔の上書きインストールを今一度、返してほしいのです。
さて、簡単にいくつかの番外編を書きましょう。
番外編1.ソフトウェアのインストールが異様に遅いこと
MSのインストールは何であんなに時間がかかるのでしょうか。ChromeやFirefoxなんか一瞬でインストールできてしまうのに。
番外編2.Officeのリボンインターフェイスの唐突な導入
ありましたね。MS Office 2007で突然導入されて、非難轟々でした。Windows 8のメトロインターフェイスの前振りですね。学ばない会社です。リボンを導入してもいいけど、クラシックモードは用意すべきでしょう。
番外編3.Windows 10 Pro 27,000円は高すぎる
OSは無料でしょう!OSだけでできることは少ないのだから。アップルやGoogleはOSに課金する気持ちはないようですよ。